禁パチの極意 第二十一条：人を頼るべし

「人」と言う字は
支え合って出来ている。

普通に生きているだけでも
支え合いが大切なのに，
ギャンブル依存という問題を抱えた際に
人を頼らないのはナンセンスですよね。

邪魔しているのはプライド？

「ギャンブル依存症」なんて恥ずかしいから？

そんな感情は全て捨て去ってしまいましょう。

今回は「人に頼る」ことの重要性を
お話ししていきます。

一人でやるには限界がある

禁パチに限らず，
何をするにも一人でやるには限界があります。

特に精神面。

ギャンブル依存症と言う問題を
一人で抱え込むのは
返ってストレスに繋がります。

ストレスが蓄積すると
再度パチンコに行ってしまうことに繋がり，
負のループの完成。

だからこそ，
一人で背負ってはいけないのです。

その気持ちは痛いほど分かります。

だって，
確実に迷惑をかけることは
分かり切ってるのだから。

頼らないといけない…。
でも，迷惑は必ずかけてしまう…。

考え方を変えてみましょう。

人間は必ずしも
誰かに迷惑をかけているのですから。

割り切って，
「助けてくれる人の役に立つ」
ことに全力を注ぐのはいかがでしょうか？

そもそも，
損得を気にしないことが理想ではありますが，
持ちつ持たれつの関係性が
一番大切であると僕は考えています。

どんな人に頼ればいい？

次に出てくる葛藤は
「どんな人に頼れば良いか？」でしょう。

これに関しての回答は，
理解がある人が一番です。

あなたが信頼している家族，友人は
どんなことがあっても見方でいてくれるはず。

ギャンブル依存症とも
一緒に向き合ってくれるはず。

しかし，
知識に関しては
正直言ってあまりないのも事実です。

あなたの家族や友人は
あなたと同じ境遇に立っているわけでは無いから。

だからこそ，
自分の事は事実から感情まで洗いざらい話し，
理解してもらうことが大事になってきます。

知識の面でのサポートが必要になったら，
サポート団体やカウンセラーなどに
相談するのもありかもしれませんね。

プライドは捨てろ

最後に
ギャンブル依存症のパチンカスにしか
伝わらないメッセージをお伝えします。

僕たちパチンカスは決まってほぼ全員，
「死ぬほど負けず嫌い」でしょう。

パチンカスになる＝常に勝利を信じて戦っているわけですから。

そして，
なぜかは分からないけど，
「人に頼る」と言う行為は
自分が負けた気がして
できない人間も多いかもしれません。

実際，
僕自身も最初は人に頼るなんて
出来ませんでしたから。

何のせい？

では，その「プライド」は捨てられないのか？

いいえ，捨てられます。
あなたが本気で禁パチすると決めたならば。

弱みを見せることが出来る人間は
強い人間ですよ。

今すぐプライドを捨てて，
遠慮なく人を頼ってみてください。

確実に負のループからは抜け出すことができ，
良い方向に進んでいくことでしょう。

当然，
支え合いが大切になってくるので
お返しも忘れずに！

禁パチの極意 第二十一条
人を頼るべし