ギャンブル依存症は、ただの「趣味」や「楽しみ」を超えて、深刻な影響を及ぼす病気です。
僕自身もその渦中にいた時期がありました。
自分や周りの人が同じような経験をしている場合、この症状や変化を知ることはギャンブル依存症を克服するための重要な一歩。
ということで,本日はギャンブル依存症の症状と僕の経験を合理的にすり合わせていきます。
自分がギャンブル依存症だと疑いがある方や周りにそれっぽい方がいらっしゃる方の判断材料になるはずなので,ぜひ参考にしてください。
- ギャンブル依存症の症状を知りたい方
- ギャンブル依存症かどうか判断したい方
- 周りにギャンブル依存症がいらっしゃる方
ギャンブル依存症の症状
ギャンブル依存症の初期症状
ギャンブル依存症の初期症状としては5点。
この傾向や思考が見えたらもう危険です。今すぐ自覚しましょう。
- ギャンブルへの没頭
- 賭け金の増加
- ギャンブルに対する制御の損失
- ギャンブルによる逃避
- 隠ぺいと嘘
ギャンブルへの没頭
ギャンブルの事を常に考える。
過去のギャンブルの経験を思い出す。
次のギャンブルの計画を立てる。
これらの兆候が見えたら没頭している証拠です。
パチンコ屋の周年?7月7日はマルハンが相場?
そんなことを考えるあなたはもう没頭状態ですよ…。
賭け金の増加
同じ興奮を得るために,賭け金を徐々に増やす必要があります。
例えば,上乗せしまくったとかすごいタイミングで強レア役引くとか。
最初は投資2万円でも嫌がっていたはずですよね。
今では投資10万円超えてやっと大負けした~となるレベル。
結局確立ゲーなのを忘れないでください。
勝てないときは勝てません。
ギャンブルに対する制御の損失
ギャンブルをやめる,または減らすことが出来ない。
結果,予定よりも長時間ギャンブルを続けてしまうことが頻繁にあります。
約束を控えていて,それまでの空き時間を作るために早めに現地に行く傾向がある方はアウトです。
また,「暇」な時間が発生すると決まってギャンブルをやりに行きます。
とにかく,自分で「行かない」と縛りを設けていたとしても行ってしまう。
これが制御の損失が起きてしまっている証拠です。
ギャンブルによる逃避
ストレスや不安,憂鬱などから逃れるためにギャンブルをするようになります。
仕事,勉強,人間関係など。
ストレス・不安・憂鬱は一生付きまとう悩みでしょう。
逃げるは恥だが役に立つ,これは間違いないです。
しかし,逃げ方は考えないといけませんね…。
隠ぺいと嘘
家族や友人に対して,ギャンブルの頻度や金額について嘘をつくことが増えます。
なぜって?
心配をかけたくないとか恥ずかしいとかプライド問題です。
嘘ついたら泥棒の始まり。
小さいころよく聞いた言葉ですが初心は忘れてはいけません。
ギャンブル依存症の末期症状
ギャンブル依存症も立派な病気なので,症状にレベルが存在します。
初期症状がレベル1だとすると,末期症状はレベル5。
そんな末期症状も5点ほど特徴があります。
- 重大な経済的問題
- 人間関係の崩壊
- 健康問題
- 社会的・職業的機能の低下
- 絶望感と自己破壊行動
重大な経済的問題
借金が膨らみ、財産を失う、または破産することがあります。
ギャンブル資金を得るために違法行為に手を染めることも…。
ギャンブルすると人生詰みと言われる所以はここからですね。
人間関係の崩壊
ギャンブルによるストレスや嘘。
そのせいで家族や友人との関係が悪化し、孤立することが多くなります。
頼りたいときに誰も頼れないと本当に詰みますからね。
心配してくれる人や少しでも話を聞いてくれる人が周りにいるうちは幸せです。
それを自ら手放さないでください。
健康問題
ストレスが原因でなる精神病はたくさんあります。
うつ病や不安障害、睡眠障害など。
さらに悪いことに,精神病は身体的な健康問題にも影響します。
精神病が精神病を呼ぶ,そしてその耐性がなくなっていく。
ギャンブル依存症は精神的なガンと言っても過言ではないでしょう。
社会的・職業的機能の低下
仕事を失う、学校を中退する、社会的な活動から遠ざかるなど。
社会的・職業的な機能が著しく低下します。
はっきりまとめると社会不適合者と呼ばれるものです。
こうなると孤独も必然でしょう。
絶望感と自己破壊行動
もはやギャンブルによる快楽を感じることができず、絶望感に苛まれる。
結果,自己破壊的な行動や思考を抱くことがあります。
ギャンブル依存症がどんどん派生した結果,ここが終着点です。
こんな終わり方は,後悔しか残りませんよ。
この症状が出ている,
もしくは周りにそんな人がいるとなった場合,無理やりにでも病院へ連れていってください。
早ければ早いほど良いです。
ギャンブル依存症の僕に起こった変化
ギャンブル依存症だと認知した僕の始まりと現在の思考の違いを包み隠さず全てお話しします。
金銭感覚
はっきり言ってバグりました。
最初は2,000円でもがっかり。(始まりは軍資金2,000円で1パチを中心に,極稀に4パチ打つくらい)
2,000円あれば,ご飯もいいグレードのもの食べれるのに…。
そんなこと言っている間に軍資金20,000円で4パチ中心になりました。
こう見えて,僕はギャンブル以外では節約家なので20,000円あれば軽い旅行には行けます。
軍資金たかが一桁。されど一桁。
これが50,000,100,000円と増えていき,借金につながったという感じですね。
今考えると本当にバカでしたね…。
友好関係
正直に言うと友好関係にはひびは入りませんでした。
むしろ,周りを巻き込んでしまったくらい。本当にごめん。
それでも,ギャンブル依存症の事は親には隠してます。
心配をかけたくないんです。
隠ぺいも嘘も良くないことだけど,言い出すタイミングがあると思っています。
僕の収益が増えて,ギャンブル依存症もだいぶ落ち着いたときに言います。
具体的な数字でいえば,このブログが1年間ちゃんと続いた時がベストでしょう。
自分のケツもちは自分でやる。
それが筋の通った生き方だと僕は思います。
考え方の変化
これは大幅な変化がありました。
仕事しているときもご飯食べてる時も頭の中で気持ちのいい音が再生されるんです。
例えば,リゼロ先バレ音「ポキューン」
ヴァルヴレイヴ「プチュン」「これが革命の光だ!」「ハラキリドライブ」
そして,大負けしてもう絶対行かないと決めていたのに1週間後には抽選に並んでいました。
分かっていても自分を正当化して,20,000円くらいならいいだろという思考になってしまうんですね。
もちろん20,000円でも勝てるときは勝てますが,負ける可能性の方が高いですよ。
そうやって禁止していた追加投資を行うのです。
結果的にまとめると自分に甘くなったと感じています。
本日のまとめ
- ギャンブル依存症の初期症状
・ギャンブルへの没頭
・賭け金の増加
・ギャンブルに対する制御の損失
・ギャンブルによる逃避
・隠ぺいと嘘 - ギャンブル依存症の末期症状
・重大な経済的問題
・人間関係の崩壊
・健康問題
・社会的・職業的機能の低下
・絶望感と自己破壊行動 - 僕に起きた変化
・投資額の変化とその金額で出来ることを考えなくなった
・家族に心配かけたくなくて隠ぺい
・自分に甘くなった
本日の記事は,ギャンブル依存症の症状と起きる変化についてでした。
これを最後まで見たあなたは気づけましたでしょうか?
ちなみに僕は疑いでもなんでもなく確実にギャンブル依存症でした。
ギャンブル依存症は恥ずかしいこと。
僕もそれは思います。
しかし,プライド捨てきって人に頼ってみるというのもいい手かもしれませんね。
さて,今日も忙しくなります!楽しんでいってらっしゃい!
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