人間には様々な制御機能を搭載しています。
例えば,食欲に関してダイエットや筋トレをするから食事管理を行うなどです。
では,ギャンブル依存症の方はどうでしょうか?
制御機能については,いくつかのジャンルで崩壊が起きてしまっています。
簡単に言えば気持ちだけで行動を制御できない状態で,無意識下でギャンブルの場に足を運んでしまうのもこれが原因でしょう。
そんなギャンブル欲求を制御するためには気持ちという根性論ではなく,理論的なシステムを導入することによって対抗します。
この記事では根性論で制御できない理由を追求し,理論的なシステムとは具体的に何か,僕が実際に行っているシステム導入について紹介していきます。
- ギャンブル依存症を克服したい人
- ギャンブル依存症の家族や友人
- ギャンブル依存症の再発を防ぎたい人
ギャンブル依存症は根性論では止められない?
ギャンブル依存症は気持ちだけでは止められないことが多いです。
原因としては人体の仕組みにあります。
依存症の元凶はドーパミンです。
ドーパミンとは神経伝達物質として機能する化学物質でさまざまな身体機能や行動に関与するもの。
上手に使えれば動機付け、運動制御、注意、学習などで役に立つものなのですが,
使い方を間違えると依存症になってしまうような薬でもあり毒でもある物質なのです。
ドーパミンは快感や満足感をもたらしますが,それに慣れてしまうと一般的な快感や満足感では物足りなくなってしまいます。
ギャンブルで発生するドーパミン量は並大抵なものでは無いです。
故に,ギャンブルをしたことがない方が快感や満足感を得られるものでは全く足りなくなり,ギャンブル以外で何をやっても満たされない状態になる。
そして,ギャンブルしかやらなくなり負のループにハマる。
これが根性論でギャンブル依存症を克服できない理由です。
病院に行くと興奮物質を抑えるような薬を処方して頂けるようです。
薬の力で理論的にギャンブル依存症に向き合うことも一つの手段でしょう。
システム導入で対抗しよう
ギャンブル依存症には根性論では対抗できないことがほとんど。
薬で制御するのも一つの手段ではありますが,僕は”独学“でギャンブル依存症を克服することを目的にしています。
したがって,ドーパミンを抑制するのではなくギャンブルにドーパミンを使わずに他の事にベクトルを向けることに焦点を当てました。
使いようによっては薬にも毒にもなるという性質を利用したのです。
ズバリ,完全にギャンブルを絶つシステムを導入,逆に他の事は出来るようにします。
最初はかなりきついですが,徐々に適応しますからご安心ください。
僕が行っているシステム導入
では,完全にギャンブルを絶つシステムについて僕が実践していることを紹介します。
自分の性格の把握も重要な要素となりますので,自己研究はしておいてください。
まず僕が行ったシステム導入は「キャッシュレス生活」です。
僕がよくやるのはパチンコ・スロット。
これらには「現金」が必要です。
ならば,現金を使えないシステムを作ってしまえばいいのです。
これがきっかけで銀行から決済方法,クレジットカードまで全て楽天で統一しました。
楽天では1日に引き出せるお金が制限できる機能があります。
しかし,それだけでは甘いと考えた僕は,キャッシュカードごと段ボールの奥深くに封印して取り出せないようにガムテープをガチガチに巻きました。
僕の性格上,めんどくさくて開封まで到達できないため今でも封印は解放していません。
もちろん,現金持たないならスマホ一つだけあればなんとかなるため財布の持ち歩きもやめました。
とにかくこれで,ギャンブルの場に行っても投資が出来ないシステムを作れました。
とにかく,ギャンブルが出来る状況を作らないようにしてるんだ!
あとは他の事にベクトルを向けるために直感で自分が楽しそうと思えるものをひたすら探します。
僕の場合はサウナ・次郎系ラーメン・釣り・映画鑑賞でした。
ギャンブルで分泌されるドーパミン量を発生させるためには,「組合せ」が重要だと解釈しています。
だからこそ,できるだけ多くの趣味を作って組合わせて対抗するのです。
ドーパミンは学習など自己成長を促すための動機としても活躍してくれますから,できる方はそちら側にベクトルを向けるのもいいですね。
現状までの効果
現状までの効果としては当然ギャンブルの場には足を運んでいません。
また,他の事も楽しいと思えるようになってきました。
人は一生何でも記憶出来る程,脳のキャパシティは無いです。
したがって,ギャンブルで感じていた快感は時間が解決してくれています。
また,現在やっているブログ執筆などに精が出すようにもなりましたね。
何かを継続することに達成感を感じています。ただの自惚れですが…。
不思議なことにギャンブルが出来ないからマイナスな感情が出てくるのではないかと考えたのですが,そんなことは全くなく,逆に充実感が増している感覚があります。
ギャンブルをやめるだけで,興味・関心を持つ幅が増えて必然的に視野が広くなっている感じです。
とにかく,今はすごく楽しく生活が出来ています。
本日のまとめ
- ギャンブル依存症の元凶はドーパミン!使いよう次第で薬にも毒にもなる
- ドーパミンを抑制する× ドーパミンの使うベクトルを変更〇
- 完全にギャンブルを絶つシステム = キャッシュレス決済とキャッシュカードの封印
- ギャンブルで分泌されるドーパミン量に対抗するには趣味の「組合せ」が重要
- できる人は自己研鑽にドーパミンを向けてみよう
- 人生は思っているより楽しめる!!
ギャンブルはドーパミンという人体システムが関与してきますので,根性論で何とかできないのも納得が出来ます。
ならばシステムを導入して,ギャンブルを出来なくする!
そして,満足感は他の事で満たす!
僕が編み出したザキを流システム。
結構効果があると自負しておりますので泥船に乗ったつもりでぜひ実践してみてください。
ギャンブルを始める前のあなたの感性を…いやそれ以上に豊かな感性を獲得しましょう。
あなたが思うより,人生って楽しめるはずですよ!
さて,今日も忙しくなります!楽しんでいってらっしゃい!
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