ギャンブル依存症から発展する悪い癖の一つ,無気力癖。
無気力癖の一番の弱点は”感情や身体に直接的な影響を与えてくること“です。
無気力癖がつくと自然と生活リズムが崩れ,何もやる気が起こらない状態になります。
しかも,行動できたとしても何をしても刺激が足りない状況になってしまいます。
そうなると解決策は刺激の強いことしかしなくなってしまいますから,どんどん悪化する一方です。
今回はそんな無気力癖についての特徴を理解し,治し方を考えていきます。
休日,1日中ダラダラしている方。無気力癖の前兆ですよ。
早期発見,早期治療!鉄則ですよね。
ぜひ,参考にしてください。
- 無気力癖があると自覚している人
- 無気力癖に関して何となくの理解しかできていない人
- 無気力癖を治したい人
無気力癖の特徴
癖を治す点で重要なことは”理解“することです。
まずはあなたに無気力癖の特徴を理解していただくために,3点にまとめました。
- 意欲の低下
- 感情の平坦化
- 人間関係の疎遠化
一つずつ紹介していきます。
意欲の低下【楽しかったあの頃は…】
無気力癖の特徴として,意欲の低下が起こります。
つまり,やる気がわかない状態が常に続くといったものです。
きついことをやりたくないのはもちろんのこと。
自分の趣味だったことにも興味を示さなくなることも多々あります。
意欲の低下が起こる原因としては,人それぞれで色々あります。
例えば,ストレスや生活習慣の乱れなどです。
仕事もプライベートも何の刺激も得ずに過ごす。
こうなると,状況は一定もしくは悪化していくだけなのは言うまでもないでしょう。
感情の平坦化【喜怒哀楽が消失】
そもそも意欲の低下や何も楽しめなくなる原因は感情の平坦化にあります。
人間には喜怒哀楽が存在していますが,無気力癖がつくとそれらは消滅してしまいます。
つまり,何をやってもどうでもいいと思ってしまうんです。
これに関しては僕も経験がありますが,人からあれ面白そう!と勧められたことも「どうせ何も感じないから」と適当に返事を返してしまったりします。
今思えば,無気力癖は冷徹人間を作り上げる悪い癖だったことに気づきます。
何も感じないなら,何か感じるような刺激の強いことをすればいい?
そんなことをしてしまってはさらに状況が悪化していく一方ですよ。
強い刺激は瞬間的には快楽や興奮にはつながります。
しかし,その刺激に慣れてしまう瞬間がいつか必ずやってくるでしょう。
それが依存症に発展するケースもしばしば。
感情の平坦化が起こってしまうと何をやるにも感情が湧かなくなってしまいます。
一度リセットする方法を探すべきでしょう。
人間関係の疎遠化【会う時間がめんどくさい?】
無気力癖は人間関係の疎遠化を引き起こします。
先ほども言いましたように,無気力癖は冷徹人間を作り上げる悪い癖です。
あなたは反応が冷たい人と一緒にいたいとは思えますか?
逆に何も感じないから気を使わなくて楽と思う方もいらっしゃいますが,基本的には面白くないです。
当然,相手から離れられてしまいます。
さらに悪いことに,無気力癖がついている本人からも「会う時間がめんどくさい」という理由で会うことを拒みます。
したがって,自分からも相手からも会いたくないと思わせてしまうため,必然的に疎遠になります。
気づけば孤独。
一人でなんでもできるわけないため,社会的にかなり致命的な状況になってしまいますよ。
無気力癖の治し方
無気力癖はダラダラした不規則な生活で身体的,感情の平坦化などが原因で何も感じなくなる精神的,人間関係の疎遠化による社会的な影響が出ることは理解できましたでしょうか?
行動を起こさなければ,悪化まっしぐらな無気力癖は治さなければ致命傷になるレベルの癖です。
ここからは無気力癖の治し方について3点紹介します。
- 規則正しい生活
- 適度な運動
- リラックス方法を見つける
これらは健康志向な人たちが実践していることですが,当然無気力癖の改善にもつながります。
他の良い作用もたくさんありますので,騙されたと思って行動してみてください。
規則の正しい生活を!【早寝早起き朝ご飯!】
無気力癖を治す方法として,規則正しい生活が挙げられます。
身体にはリズムが存在。
空腹の時間や睡魔に襲われる時間があることが何よりの証拠でしょう。
動物は基本的に変化をあまり好まない傾向にありますが,人間も同様です。
つまり,不規則な生活は常に状況が変化し続けることによってストレスになってしまいます。
適度なストレスは人間にいい影響を与えるのですが,不規則な生活で生み出すストレスは悪い影響しか与えないような無価値のストレスです。
規則は何も,人に合わせる必要はありません。
とにかく,変化させないこと。そしてそれを身体にしみこませて習慣化すること。
これさえ意識が出来れば身体の健康はもちろん,無気力癖などが関与する精神の健康も獲得することが出来るでしょう。
適度な運動を!【筋トレがおすすめ】
突然ですが,運動は魔法なんです。
規則正しい生活だけでは得ることのできないような幸せホルモンの分泌を促進したり,ストレスの軽減を助けたり,睡眠の質を高めたり。
至れり尽くせりで悪いところがほとんどないことが魅力です。
無気力癖がついている方は感情の平坦化が起こっていますが,運動は身体を直接追い込むことが出来るため,「何も感じない」と言った事象が起きません。
したがって,自然と「きつい」とか「楽しくなってきた」とか感情の幅が強制的に広げられます。
また,適度な運動は言わずもがな健康面において最強です。
無気力癖は堕落した生活をしがちですから,なまった身体を引き締めるのにも役に立ちます。
もう一度言いますが,適度な運動は至れり尽くせりで身体的,精神的,社会的全てにおいてメリットがあります。
家で軽く腕立てしてみるだけでも効果はあります。ぜひ,実践してみてください。
リラックス方法を見つける【気持ちのリセットをかけよう】
リラックスは人間のモチベーション維持などに直結しているため昨今注目されています。
無気力癖の方はダラダラ何もしていない時間を過ごしていますが,決してそれを「リラックス」と名乗ってはいけませんよ。
リラックスとは身体的・精神的にリフレッシュするための手段です。
したがって,心身のリセットが出来ます。
方法としては瞑想や入浴,ストレッチやサウナなど。
また,現状を見つめる時間にもつながります。
僕自身よくサウナでリラックスをしているのですが,その際は自分の事についてよく考えています。
理由は緊張状態よりもリラックス状態の方が冷静かつクリエイティブな発想が出来るため,自分の現状について多角的に考えることが可能で,その打開策まで考えることも出来るでしょう。
自分は今無気力癖がついていることを改めて実感するいい機会になるかもしれません。
実感出来たら,規則正しい生活・運動・リラックス方法を実施して回復の方向に向かわせることも容易に思いつくでしょう。
本日のまとめ
- 無気力癖の一番の弱点は”感情や身体に直接的な影響を与えてくること
- 無気力癖の特徴
・意欲の低下
・感情の平坦化
・人間関係の疎遠化 - 無気力癖の治すには健康志向の方が実践している方法が効果的
- 無気力癖の治し方
・規則正しい生活
・適度な運動
・リラックス方法を見つける
無気力癖は他にも悪い癖がある中で圧倒的に悪影響を及ぼします。
精神的だけではなく,身体的,社会的な面でも影響が出るのですから治すに越したことはありません。
何も感じなくなってしまったなら,逆に何でもできるチャンスです。
何をやっても何も感じないかもしれませんが,行動してみれば変わることもあるかもしれません。
実践あるのみ,まずは何も考えずに行動してみることから始めませんか?
さて,今日も忙しくなります!楽しんでいってらっしゃい!
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