ギャンブル依存症から発展する悪い癖の一つ,逃げ癖。
日々の生活で発生するストレスや人間関係は生きている限り付き合い続けなければいけないものです。
あなたはしっかりと向き合えているでしょうか?
そこでちゃんと向き合えている自信がないと感じた方は逃げ癖がついているかもしれません。
逃げ癖がつくと失敗を恐れて挑戦しないようになってしまいます。
人間の成長には,挑戦こそが絶対必要となりますから逃げ癖がついてしまうと致命的です。
今回はそんな逃げ癖について特徴と治し方について考えていきます。
ギャンブル依存症から発展する悪い癖という項目でお話ししてはいますが,誰もが成り得る可能性があります。
したがって,自分に逃げ癖があるかもしれないと思っている方には参考になるでしょう。
- 逃げ癖があると自覚している人
- 逃げ癖に関して何となくの理解しかできていない人
- 逃げ癖を治したい人
逃げ癖の特徴
逃げ癖の特徴を3点まとめました。
- 自己防衛思考
- 自己否定
- 問題解決能力の欠如
冒頭でも言いましたが,逃げ癖の一番の弱点は”挑戦出来ないこと“です。
それは精神的な弱さから来るものであり,ネガティブ思考が大きく関わってきます。
逃げ癖の特徴について1つずつ見ていきましょう。
自己防衛的思考【ネガティブな逃げ】
人間は自分が一番かわいいため,自分自身を守ろうとする傾向があります。
自分を大事にできない人は他人も大事にできないため,自己防衛的思考はとても重要です。
しかし,逃げ癖がある方は自己防衛的思考を言い訳にする傾向があることが問題なのです。
ストレスや責任は自分自身に負荷になるのは想像つくでしょう。
人間誰でもストレスになるものは避けたいです。
逃げ癖がついている方はそこで”逃げ“を選択します。
しかし,逃げるということは他の誰かがやらないといけなくなる。
ポジティブな逃げなら自分にも相手にも利益があるようなものが多いためやるべき時もあるのですが,逃げ癖のついている方がやっているのは,ネガティブな逃げです。
それにより,ストレス耐性が弱くなり行動のコマンドに”逃げ”が定着します。
これはただ物事を放置しているだけで,何も良いことはありません。
自己防衛的思考は言い訳にしていいものでは無いのです。
自己否定【自分には無理…】
逃げ癖がついている方は自己評価が異常なほど低いです。
基本的にネガティブ思考を持っていて,自分には無理…と諦めてしまいます。
知っているでしょうか?
ポジティブ思考,つまり自分に自信が持てる人は生まれつきではありません。
言い換えれば,誰でもポジティブ思考になれる可能性を秘めています。
自己防衛的思考が人間誰しも備わっていて,最初はみんなネガティブ思考。
そこからの違いは,失敗を恐れずに何でも挑戦してきたかどうかです。
挑戦しないと成功も失敗も何も生みません。
したがって,逃げ癖がついている方は単純に経験値が低いのです。
成功体験の積み重ねが自信に直結し,ポジティブ思考に変えていることは言うまでもないでしょう。
問題解決能力の欠如【長期的な幸福感や成長を阻害】
逃げ癖がついている方は問題解決能力が著しく低いです。
理由は単純で基本的に挑戦しないので,問題に対する切り口を知りません。
経験豊富と言われる方はたくさんの挑戦と同時に成功体験・失敗からの学びを積み重ねているため,問題解決能力はかなり高いです。
もちろん何でも出来るわけではないですが,出来ないことがあれば挑戦するという思考を持っているかどうかが,逃げ癖がついている方になるのか経験豊富な方になるのかの分岐点になります。
つまり,”出来る/出来ない“よりも”やる/やらない“を重要視しているということですね。
逃げ癖がついている方は基本的に”やらない“を選択するため,そもそも”出来る/出来ない”の領域に達していないのです。
そして,”やらない”を選択した場合は成長することだけではなく,幸福感さえも捨ててしまう。
選択した瞬間は安堵の気持ちでいっぱいになるかもしれません。
しかし,長期的に見れば幸福感も成長もない人間になっていることに気づくべきでしょう。
逃げ癖の治し方
逃げ癖がついている方はそもそも”やらない”を選択することは理解できましたでしょうか?
当然,成功も失敗も”やる”を選択した際の報酬みたいなものなので,“やらない”を選択した場合は本当に何も得られないことになります。
そんな何も得られない逃げ癖を治すための方法を4点まとめました。
- 即行動を心がける
- 完璧主義を捨てる
- 小さなステップから始める
- 仲間を見つける
大事なのは成功することではなく,”行動すること”。
そこに焦点を当てて1つずつ見ていきましょう。
即行動を心がける【3.2.1でGO!】
即行動を心がける,これに越したことはありません。
しかし,逃げ癖がついている方にはかなり難しいことなのも承知しています。
逃げ癖がついている方は後先を考えがちなのです。
一度,後先も損得も何も考えずにただひたすら行動しているのはいかがでしょう?
やらない後悔より,やった後悔の方が確実に何か得るものがあります。
そして,必然的に無根拠な自信につながりますから逃げ癖は緩和出来てきます。
ここでおすすめの技を紹介します。
それが「3.2.1でGO!」
子供がカウントダウンをされると行動が速くなる原理は大人になってからでも通用するんです。
実際,僕もやっています。
後先や損得を考えて行動してしまう時に使います。
心の中で3.2.1…GO!とカウントダウンして,GOのタイミングと同時に一歩踏み出すのです。
挑戦する際に最初の一歩目が一番重いですから,その一歩目を勢いで踏み出すことが出来ます。
そこから先はひたすら挑戦して結果を獲得してくるだけ。
一番難しい部分は勢いで解決し,即行動につなげることが出来ます。
考える前に動き出してたって感じだね
完璧主義を捨てる【行動できるだけでえらい!】
逃げ癖がついている方は完璧主義な方が多い印象です。
やるなら成功したい。その気持ちは痛いほど分かります。
しかし,完璧主義を持っているが故に自分に自信が持てずに結局逃げてしまう。
自分には向いてない?自分にはできない?
その考え方は捨てましょう。行動することに価値があるのです。
出来なくてもいいんです。完璧でないことは恥ずかしいことではない。
最初は誰でも初心者ですが,まず挑戦してそれを継続させることで上手くなります。
そして,求めている完璧に近づいていけるのです。
したがって,完璧主義は捨てましょう。まずは挑戦する勇気だけを大切にしてください。
小さなステップから始める【成功体験の積み立て】
逃げ癖がある方は大きなタスクには立ち向かえません。
理由はやることが山積み過ぎて何から手を付けていいか分からなくなるからです。
達成までのロードマップが見えていないことがやる気や自信を削ぐ原因になっています。
加えて,もし大きなタスクに手を付け始めたとしても「マルチタスク」で進めようとする。
もちろん,マルチタスクが出来る方も多数いらっしゃいますが基本的にシングルタスクで物事をつぶしていく方が確実だし,何ならマルチタスクより早い場合も多いです。
まずは小さなステップから始めていきましょう。もちろん,シングルタスクで。
やっていくうちに達成までのロードマップも見えてくることが多いですから。
優先順位はロードマップを見つけるより早く小さく始めた方が最終的に達成しやすくなるのです。
そうやって,大きなタスクを達成できたあなたには何が残るでしょうか?
達成感と自信,物事を段階的にとらえる力がつきます。
対応できるタスクのキャパが広くなっていき,逃げ癖は改善方向へ進んでいくでしょう。
仲間を見つける【一緒なら怖くない】
人の力というのは時に盛大な力を発揮します。
つまり,一人では逃げたくなるようなことも仲間とやることが出来れば,怖さや自身の無さなどマイナスの感情を全て無視して挑戦が出来ます。
しかし,仲間とやったからと言っても,挑戦しているのはあなた自身です。
一番大変な新しいことに踏み込む段階を,いつの間にかクリアしていることにお気づきでしょうか?
そして,挑戦しきったあなたはもう一人でも何でもできます。
第一歩を踏み出せる勇気を仲間からもらうといった方が納得が出来るかもしれません。
問題の仲間の見つけ方ですが,最近はSNSなど出会いに関してのサービスは多く存在しています。
男女問わず出会いやすい時代になっていますので,ぜひ仲間と共に何かに挑戦してみてくださいね。
「ノリ」と「勢い」って人の力がないと出ないもんね!
本日のまとめ
- 逃げ癖の一番の弱点は「挑戦できないこと」
- 逃げ癖の特徴
・自己防衛思考
・自己否定
・問題解決能力の欠如 - 大事なのは成功することではない!「行動」すること!
- 逃げ癖の治し方
・即行動を心がける
・完璧主義を捨てる
・小さなステップから始めてみる
・仲間を見つける
逃げ癖は挑戦できないことが弱点。
その大変すぎる挑戦への一歩をどれだけ簡単に踏み出すかが逃げ癖脱却の方法です。
やり方は人それぞれなため,勇気が出る方法を探してみてくださいね。
さて,今日も忙しくなります!楽しんでいってらっしゃい!
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