ギャンブルで大きく使用するもの。
それはお金と時間。
自分が何時間あたりいくら消費したとか,何時間あたりいくら稼げたとか把握しているでしょうか?
ギャンブルをしているときは気づかないかもしれませんが,後になって「自分は今日何をしていたんだろう」と悟りを開いた経験があなたにもあるかもしれません。
そして,いざ気づいたときにはギャンブルはやめられなくなっています。
自分を理解していないとギャンブルに対する抑制が効かなくなるのが原因です。
今回はギャンブル依存症のあなた自身の理解を深めるために,またギャンブル依存症の方が周りにいる方に理解していただくために「時間」に焦点を当ててお話しします。
- ギャンブル依存症から回復しようとしている人
- ギャンブル依存症の家族や友人
- 依存症予防に取り組む人
自分だけではなく周りの理解も重要
自分自身への理解は,欲求の抑制にかなり効果的です。
特に自分の生活には向き合ってみましょう。
1日にギャンブルに費やした時間はどれくらいか,出費はいくらかなどです。
やり方は紙に書き出してみるとか,アプリで管理するなど十人十色で色々ありますがこれには問題が。
自分で自分を管理できるのは,価値観のバグが発生していない人に限ります。
したがって,必要不可欠なのは”ギャンブル依存症ではない“周りの方々です。
自分で管理できないのならば,周りの価値観を軸にすればいいのです。
そうすることで,価値観のバグに自然に気づくことが出来ますし,成功率も圧倒的に上がります。
人間誰でも自分が可愛いんですよ。他人に厳しくしてもらう方が合理的です。
躊躇なく頼ろう!あなたが一人で悩む必要なんてないよ!
そして,頼られる周りの方々。
ギャンブル依存症は立派な病気です。甘えを出してしまっては完治することは無いんです。
しっかりと見て,理解して,厳しくしてあげてください。
それがギャンブル依存症の方に最大限の効果をもたらすのは言うまでもないでしょう。
プライドを捨てよう
ところで,ギャンブル依存症の同志たちよ。
高くて高くて高すぎるくらいのプライドを滅茶苦茶にへし折る覚悟は出来ていますか?
何でもかんでも自分を正当化し続けて,ギャンブルに没頭した成れの果てがギャンブル依存症です。
今更人に頼ることなんてできない?
当然。恥ずかしさとかプライドとかが邪魔しますからね。僕自身も経験があります。
そこを振り切って,プライドも何もかも捨てて人に相談しましょう。
必ずしも,その人が受け入れてくれるわけではありません。
僕の場合は失望されました。しかしそれがトリガーになって今に至ります。
大事なのは,とにかくプライドを捨てて「人に頼る」という行動を起こすこと。
その行為自体に価値が見出されるのです。
ギャンブル依存症の時間の使い方
ここからはギャンブル依存症の方がギャンブルに使っている時間について焦点を当てていきます。
ソースは僕自身の経験です。
ギャンブル依存症の朝は早いです。
不規則な生活は案外していないんですね。
理由はパチンコ屋開店前の抽選に並ぶことが目的だからですね。
僕の近所では9時開店なので8時には並びに行ってました。
つまり,家を出るのは7時半程度。
そこから1時間程度待って9時に入店。そこからはひたすら打っていきます。
もちろん,この時点の勝敗は関係ありません。大事なのは取り戻せるかどうかなので。
気づけば18時。勝っていても負けていてもほぼこの時間は変わりません。
ちなみに僕は昼食も食べずに永遠と打っているため,急激に空腹に襲われます。
そのせいで終了時間は18時。
さて,振り返って見ましょう。
7時半に家を出て,終了時間が18時。
10時間半。仕事している時間より長いですよ…。
そして,確実に勝てれば仕事として食べていけるのですが,負ける可能性の方が高い…。
当然,虚しくなって一人で虚無感に浸りながらご飯を食べています。
はっきり言いますが,この時間。無駄でしかないです。
その時間で何が出来る?
10時間半の無駄時間。
1日を24時間として割合を計算してみましたが44%
つまり,1日の半分程度はギャンブル(無駄時間)に費やしていることになります。
こんなに時間があるならば,他に出来ることがあるでしょう。
例えば,このブログ。
裏話を話しますが,だいたい2時間弱で1記事完成します。
10時間半,永久集中すれば5記事。つまりは仕事のある1週間分の記事を書くことが出来ます。
また,10時間半もあれば少し遠くに行って新しい景色や価値観を見ることも可能でしょう。
以上で分かるように,時間の使い方によって得られるものや度合いは変わってきます。
ギャンブルをしていても得られるものは一瞬の快楽と損失感のみ。
他の事をすれば,永遠の価値観や資産を習得できるかもしれません。
あなたはどちらの方が魅力的に見えますか?
後者だと思った方は今すぐギャンブルなんてやめましょうね。
まずは1日のタイムスケジュールを作成することから始めよう
ギャンブルに使う時間をもっと他の充実したことに使いたいと考えてくださったあなたへ。
それを実現するには1日のタイムスケジュールを”前日までに”作成してください。
何時に起きて,どこに行く,何をする,そして何時に寝るまで全て決めてください。
ギャンブル依存症の方は規則正しい生活が出来るスキルは持っているはずです。
例えば,朝は7時半に起きて午前中は家の事や仕事の事の片付け,午後はサウナなどの娯楽に使うなど。
1分1秒の細かい時間管理をしようなどと気負う必要はありません。
目的はその日にどれだけ充実させられるかなので,時間単位のアバウトな管理で十分です。
そうすると,ふと気づきますよ。
1日ってこんなに早いんだって。本当にあっという間に寝る時間になっています。
スケジュール通りにこなせたあなたは,ギャンブルに使っていた無駄時間を有意義なものに変換できました。
それだけで1日の価値は上がります。
ぜひ,タイムスケジュールを作成することから始めて,毎日を価値のある1日にしてくださいね。
本日のまとめ
- ギャンブル依存症の方は価値観のバグが発生中。周りに頼ることを視野に入れよう
- プライドは今すぐ捨てろ!「人に頼る」という行動が出来るかが重要
- ギャンブルは得るものが少ない無駄時間の塊
- その時間を有効に使えれば一生の価値になるものも習得できるかも?
- 1日を価値のある日にするために,タイムスケジュールを作成することから始めよう
お金と違って,時間は人間平等に与えられたものです。
もちろん使い方は人それぞれですから,とやかく言うつもりはありません。
ギャンブルをする時間も“適度ならば”エンタメとして楽しむことが出来ます。
1日を価値のあるものにするために,今のあなたに必要な時間を考えてみてくださいね。
さて,今日も忙しくなります!楽しんでいってらっしゃい!
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