あなたはギャンブル依存症と自覚したことはありますか？
また，周りにこの人はギャンブル依存症だなと感じる方はいらっしゃいませんか？
ギャンブル依存症。
「症」とつくだけあって，立派な病気なのは言うまでもないでしょう。
したがって，自分の事を理解して適切な治療を受けることが重要です。
ギャンブル依存症の方本人が自分の事を理解することもそうですが，周りからの理解があるとそれが一番の特効薬になる可能性があります。
この記事では，ギャンブル依存症本人が自分を理解するための情報と，周りの方に「ギャンブル依存症とはこんな感じ」と理解していただける内容を「お金」に焦点を絞ってお話ししていきます。
自分への理解，そして周りの方の理解は治療の第一歩です。
- ギャンブル依存症から回復しようとしている人
- ギャンブル依存症の家族や友人
- 依存症予防に取り組む人
ギャンブル依存症は立派な病気
冒頭でも言いましたが，ギャンブル依存症は立派な病気です。
実際，ギャンブル依存症の専門家もいらっしゃいますし，相応の治療法や薬なども存在しています。
原理を軽く説明すると，ギャンブル依存症の元凶は神経伝達物質「ドーパミン」の過剰分泌が原因です。
ドーパミンは快楽や興奮を促すものなのですが，ギャンブルをしているときはこれがドバドバと通常より多くの量分泌しています。
その快楽・興奮をもう一度得たいと無意識に求めてしまうことで再度ギャンブルに行きます。
人間は慣れる生き物ですからギャンブルで得られる快楽・興奮にも慣れ，刺激が足りなくなる。
そしてさらに強い快楽・興奮を求めて投資金を多くしたり，滞在時間を長くしたりしてしまうのです。
これの繰り返しを行っている方こそがギャンブル依存症なのです。
自分を理解してあげよう
ギャンブル依存症を治したいと考えている方。
まずは自分を理解するということが治療への第一歩と言えるでしょう。
僕を例にして，お話しします。
僕がギャンブル依存症全盛期の時の生活は堕落したものでした。
まずは趣味が無い。
最低限，社会的に大切なこと(勉強や仕事)をこなして，空いた時間はほぼギャンブル。
当然，お金も現金管理。貯金もタンス貯金でした。
こんな感じでまずは自分の生活全てと向き合ってみてください。
そして，ここでギャンブル依存症を脱却できそうな要素を探しましょう。
僕の場合は「趣味がない」「現金管理」が改善点だね
そして，趣味は友人や家族の好きなことを共有してもらうことによって自分の性に合うものを見つけることが出来たし，現金管理もオールキャッシュレスにしました。
おかげさまで，現状は禁パチ生活もうまくいっています。
もちろん，これはギャンブル依存症以外の方も知っておいていただきたいことです。
自分を見つめるのには多角的な意見も必要で，自分では気づかないことも第三者視点から見た時の意見として言ってあげることが出来れば，ギャンブル依存症の方の理解もより深いものになるでしょう。
そうすれば，自然とギャンブル依存症対策がより一層具体性を増して成功率が上がります。
ぜひ，ギャンブル依存症の方は自分への理解を。
そして，周りの方はギャンブル依存症の方に真摯に向き合ってあげてください。
ギャンブル依存症の金銭感覚
ギャンブル依存症への理解を深めるために今回は「お金」に焦点を絞ってお話ししていきます。
正直に言うと，ギャンブル依存症の方こそお金がない人が多いです。
理由はギャンブルで何とかしようとしているからですね。
経験済みの僕から言わせていただきます。
確立ゲーで何とかしようとしてはいけません。何とかなりませんから。
たまたまその時はうまくいったとしても，うまくいかなくなる時が必ず来ます。
使用範囲はマイナスまで…
ギャンブル依存症の方にお金がない人が多いのは，使用範囲にも関与しています。
それは，ギャンブル依存症の方は「0」で止まるのではなくマイナスまで一気に行くからです。
さらに悪いことにそのマイナスをギャンブルで何とかしようとしてさらにマイナスを作る。
まさに負のループを形成しています。
投資額が投資額ですから毎度数千円というレベルではなく，何万・何十万という世界なのです。
ひと月で100万円なんてあっという間になくなることは言わずもがなでしょう。
あなたにはひと月で100万円が稼ぐことが出来ますか？
これが出来るのは「努力」をした方のみです。
ギャンブルでマイナスを生み出しまくる負のループを抜け出して，プラスを作る動きをしましょう。
最初はアルバイトなどでも結構です。とにかく負のループを脱却できるのならば。
行動あるのみなのは間違いないですよ。
実はギャンブルを取り去れば”超”節約家
ギャンブル依存症の方は，ギャンブルに使うお金を作るためにギャンブルで使うお金以外は極力削って生計を立てています。
つまり，ギャンブル依存症からギャンブルを取り除けば節約家が残ります。
それも「超」がつくレベルの。
節約の方法は人それぞれではありますが，とにかくお金が貯められるポテンシャルも持っています。
ギャンブルに使ってきたお金を全て貯金できたとするとどうなるでしょうか？
投資額は毎度万単位，しかもギャンブル欲求は都度湧いてくるため貯金頻度は月に不特定多数。
100万なんて余裕じゃん？
しかし，行動するのが難しい。そんなこと僕もギャンブル依存症なため理解できます。
このブログを書いているときでさえ，行きたくなる気持ちはありますよ。
ギャンブル依存症は自分では制御できないものです。
したがって，人に頼りましょう。
真剣に治したいと打ち明ければ協力してくれるはず。
人間関係こそがギャンブル依存症への特効薬です。
そして，ギャンブル依存症を治して最強の節約家として活躍してくださいね。
ギャンブル×人間関係についての記事はこちら！
本日のまとめ
- ギャンブル依存症の元凶はドーパミン！人間の特性も相まってギャンブル依存症に…
- まずは自分への理解を。そして，周りの方もギャンブル依存症の方に真摯に向き合おう
- ギャンブル依存症の人ほどお金がない人が多い！
- 使用範囲はマイナスまで…。負のループを抜け出そう
- 実はギャンブル依存症は超がつくほど節約家。
- 自分では制御出来ないなら人に頼ろう。人間関係が一番の特効薬！
今回はギャンブル依存症の方，また周りの方に理解していただくためにお金に焦点を絞ってお話ししました。
ギャンブルでは何事も何とかなりません。努力してなんぼなんです。
そして，ギャンブル依存症を抜け出したあなたに残る称号は“超”節約家。
節約をモチーフにしたコンテンツも多々あるため，お金を生み出すシステムに関与する可能性だって持ち合わせています。案外才能なのかもしれませんね。
さて，今日も忙しくなります！楽しんでいってらっしゃい！
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